柴田屋酒店＊ぴーちゃんの店番日記～アナタを酔わせてみたいから～

こんにちは。

昨年末に、一人暮らしをする叔父にミカンを送りました。





ミカンならわざわざ包丁で皮をむいたりする必要はないから

一人暮らしで高齢の叔父でも手軽に食べられるし

数が多いので近所に住むいとこたちと分けてっもらってもいいと思って。





それに、ミカンならみんなが好きだもんね。





先日、特に用事もないのに叔父が電話をしてきまして世間話が始まりました。

「そういえば、ミカンありがとな。叔父さんは食べてないけど」

「食べてないってことないでしょ？」





送った直後にいとこから

「ミカンはお仏壇にも御供しました～」とLINEが来ていました。





「二人で分けて持っていったぞ」





って、

いとこ二人が持っていったとしても

仏壇に供えてある数個ぐらいは置いていくでしょ？

と思ったら・・・





「いや、おじさんサッ、嫌いなんだ、ミカン」






えーーーーーーっ！

知らなかった！

生まれてからウン十年の付き合いなのに、

実家の近くに住んでいてちょくちょく顔を合わせていたのに

叔父さんがミカン嫌いって知らなかったーっ！






しかも、

「ミカン嫌い」って人ってこの世の中に滅多にいないですよね。

何でよりによってこの人がミカン嫌いなんだーっ？

そういえば、一昨年の末にもその前の年末にもミカン送ったーっ！






言うに言えずにいたんでしょうね。

叔父もうっかり口を滑らせてしまったというところでしょうか？





ワタクシが悪いわけでもないけれど、

しまったな・・・。






そして、この話には

数年前に亡くなった叔母の実家は

愛媛のミカン農家だという落ちまでついているのでした。





ミカン嫌いの叔父とミカンの縁はなかなか切れないようです。


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