柴田屋酒店＊ぴーちゃんの店番日記～アナタを酔わせてみたいから～

こんにちは。

先日、７０代前半くらいと思われる三人連れの女性が

甘酒カフェゆふにいらっしゃいました。





席に着きながら「ちょっとお聞きしたいことがありまして」とおっしゃる。

一人の方は古いアルバムを大事そうに両腕で抱えていました。





な、何事？





聞けば、その方たちは姉妹で

亡くなったお母さまの実家が田原にあったとのこと。

前日に静岡県で親戚が集まる機会があって

「田原にいってみよう」ということになったのだそうです。





子供の頃には来たことがあって

昔の記憶を頼りに来てみたものの

街並みは当時とはすっかりかわってしまっていて

どこがどうなの皆目わからず。





あちこちでたずねてみても手掛かりは得られなかったのですが

「あそこに行けば多分わかる」と言って

車でここまで連れてきてくれた人がいたのだそうです。





親切な人がいるもんですね。





その方たちが覚えている田原は

多分夫が生まれたころの田原。

夫の幼いころの記憶が頼りでした。






で、当時のご実家の家長の方のお名前や

家の周りの様子を伺いましたら

もしやあそこではないかという近所のお宅が思い浮かびました。





もうそこにはそのお宅はなくなっていて残念だったのですが

多分そうだろうということで、

お三方は喜んで帰っていかれました。

ちょこっとお役に立て、こちらもうれしかったです。






こんな時、義父が健在だったら

自慢げにあれこれ話しただろうななどと思いましたが、





はて・・・？





「あそこに行けばわかる」と言ってうちに連れてきた人は誰だろう？

言っちゃあなんですが、

そんな「田原の生き字引」みたいなおじいさん扱いをされるほど

夫は歳をとってはいません。





ま、うちで聞いてわかったのは確かだけれど。





一体うちの夫は

何系の有名人やねん！





めざせ、「田原の生き字引」！！


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